WordPressで集客をしている教室・サロンのメニュー管理はカテゴリー分けがオススメ!
目次
WordPressで集客をしている教室・サロンのメニュー管理はカテゴリー分けがオススメ!
ブログで集客をしているけれど、教室やサロンなどの情報が点在してしまってまとまりをなくしてしまっていませんか?
あなたのビジネスが育っていくと、いろんなメニューが増えていくでしょう。
当初の教室メニューとは違うジャンルにチャレンジされる方もいるかもしれません。
ビジネスを広げていくとメニューが多くなる分、告知もしづらくなってしまいます。
本記事では、あなたの教室やサロンのメニューをまとめて紹介できるWordPressの使い方をご紹介します。
WordPressに書かれている教室・サロンの情報がちらばっていませんか
女性起業家の悩みの一つに、ビジネスの成長があります。
たとえば教室やサロンを運営するとしても、起業当初は、1つのメニューで手一杯でしょう。
そのため、アメブロやFacebook、Instagramなどでの集客でこと足りる状態です。
ですが、起業から数年たつと、あなたの教室やサロンもどんどん大きくなっていきます。
お客様のニーズに合わせて講座内容を変えたり、日程を増やしたりすることもあるでしょう。
このようにお客様へ伝えることが多くなってくると、そのたびに告知をすることになり、情報が散らばってしまいがちです。
講座ごとに集客記事を書いていても、なかなか情報の一元化ができずにいるのではないでしょうか?
情報が散らばってしまうと、お客様にあなたのビジネスが届きにくくなり、集客のチャンスを逃してしまいかねません。
そもそも、ブログで集客をするということは、お客様にあなたの情報を届けることです。
記事をしっかり管理して効率的な集客を目指しましょう。
WordPressで教室やサロンの情報を一括管理する秘訣
ブログで情報が散らばりがちな要因としては、次のケースが挙げられます。
1,ブログの運営が苦手で、教室やサロンのメニューができるたびにブログを作ってしまう
2,ブログは一つだけれど、たくさんの記事を書いてしまう
3,カテゴリー分けができていないので、必要な記事が見つけられない
ブログはあなたがネット集客をするときに役立ちますが、いくつもブログを作ってしまうと、お客様はいろんなブログをチェックしなければならなくなってしまいます。
あなたのファンになってしばらくは興味をもってチェックしますが、次第に、お客様は情報をチェックすることを面倒に感じてあなたから離れてしまいます。
せっかく集まってくださったお客様が離れていくなんてもったいないですよね。
だからこそ大切なのがメニューの掲載先の一元化です。
幸いにも、WordPressで作ったブログはカスタマイズがしやすく、さまざまな記事がまとめやすくなっています。
先ほどの各ケースごとの解決方法をご紹介しましょう。
①WordPressで複数のブログを作ってしまったケース
あなたの教室やサロンの集客のためにたくさんのブログを作ってしまった場合、ブログ内容を一つにまとめるように移行しましょう。
たとえば、あなたのメインブログをAとして、教室のブログB、Cを作ってしまった場合、BとCの内容をAにまとめます。
すべてのブログをWordPressで作っている場合はブログの記事をメインブログに移行します。
記事を移行するための作業手順
1.移行したいブログのWordPressの管理画面からツールを選び、エクスポートをクリックします。
2.エクスポートする内容にチェックをします。
記事だけを移行したい場合は「投稿」にチェックを入れます。カテゴリーや作成者、日時などを確認して「エクスポートファイルをダウンロード」というボタンを押しましょう。
3.データは作業しやすいようにデスクトップに保存しておくといいでしょう。
4.メインブログがデータを取り入れられるようにするために、「WordPress importer」というプラグインをインストールします。
5.メインブログの管理画面からツールの「WordPress インポーターの実行」という項目を選びます。
6.「ファイルを選択」や「ファイルをアップロードしてインポート」というボタンを押しましょう。
7.インポート画面では、投稿するユーザー名を指定して、添付ファイルのインポートにもチェックを入れます。
8.作業が終わると「すべて完了しました」というポップアップウィンドウが表示されます。
ここまでで、別のブログからメインブログへの記事の移行が完了しました。
ブログを移行した後はSEO対策が大切
ただし、このままだと、別のブログとメインブログとに同じ記事が存在する状態になってしまいます。
そこで必要なのがSEO対策です。
ブログの運営にあたって、他のブログの内容をコピペしてはいけないという話を聞いたことはありませんか。
SEOでは同じ内容のブログがある場合、その評価がぐっと下がってしまいます。
つまり、あなたのブログと別のブログとの内容が同じだった場合、検索エンジンからコピーサイトだと思われて評価が下がる心配があります。
これまで、あなたがどれだけSEO対策に力を入れてきたとしても評価が下がってしまっては意味がありませんよね。
ここで利用するのが「Redirection」というプラグインです。
インポート元のブログの管理画面からプラグインを選択して「Redirection」をインストールしてください。
成功すると、ツール画面から、ブログURLの転送設定ができるようになります。
「Add new redirection」という設定画面を表示したら、「Source URL」にはインポート元のURLを、「Tariget url」にはメインブログの記事のURLを入力します。
「Group」の選択欄では「Redirections」を設定し「Add Redirect」のボタンを押します。
すると元のブログへアクセスがあった場合、新しいメインブログに転送される仕組みができます。
もちろん、SEO対策にもなるので忘れずにおこなってくださいね。
②、③ 記事をたくさん書いてカテゴリー分けしていないケース
②や③などブログ記事はたくさんあるけれど、特に設定していなかった場合も問題です。
たとえば、あなたの教室にA、B、Cというメニューがあった時に、「こんなメニューが出ましたよ」という記事を更新するとしましょう。
ブログには、メニュー以外にもいろんな記事を投稿しますよね。
すると、A、B、Cという記事が過去のものになってしまい、お客様がその記事を探すことが難しくなってしまいます。
そこで、おこないたいのが記事のカテゴリー分けです。
アメブロでブログを作っていた方も「テーマ」というグループを作って、関連する記事をまとめていたと思います。
複数の記事に共通する内容がある場合、グループ分けすることで、情報を見つけやすくできるのです。
情報を見つけやすくなるということは、ユーザーにとって使いやすいサイトとして評価されるので、SEO対策にもつながります。
WordPressでは、このグループ分けのことを「カテゴリー」と呼んでいます。
これまでカテゴリー分けをされていないのであれば、次の手順でカテゴリーを設定してください。
WordPressのカテゴリーの設定方法
- WordPressの管理画面から「投稿」の中の「カテゴリー」を選びます。
- 画面の左側に「新規カテゴリーの追加」という設定画面があるので、空欄を入力しましょう。
- 「名前」に、カテゴリー(記事のグループ)の名前を入力します。
- 「スラッグ」には、アルファベットでカテゴリーのURLを入力します。カテゴリーに属する記事を一覧で表示するときに使います。
- カテゴリーを階層に分ける場合は、あらかじめカテゴリーを作っておいて「親」に指定します。
6.「新規カテゴリーを追加」というボタンを押すと、新しいカテゴリーができます。
ここまででカテゴリーの設定が終わりました。
あとは、記事の投稿時にカテゴリーを設定するだけです。
投稿画面の右側に「カテゴリー」のウィンドウがあるので、新しい記事の内容にあうカテゴリーにチェックを入れて投稿しましょう。
すでに投稿した記事も編集画面でカテゴリー設定ができるようになっているので、編集してくださいね。
教室やサロンのメニューごとにカテゴリー分けをしましょう
さて、カテゴリーができたら、あなたの教室やサロンのメニューをカテゴリー分けしていきます。
たとえば、ハンドメイド系とフラワーアレンジメントをされているのであれば、
親カテゴリーを2つ作ります。
・ハンドメイド
・フラワーアレンジメント
ハンドメイドの講座の中で、いろんなメニューがある場合は、子カテゴリーを作りましょう。
・ハンドメイド
・きらめく夏のスワロフスキーリング講座
・秋におすすめビーズネックレス講座
・冬の首元を暖かくニットマフラー講座
というように、カテゴリーを作り、メニューの詳細を書いた記事に設定します。
カテゴリー設定をするだけで、あなたのブログを訪れたお客様がメニューを探しやすくなり、ブログの使い勝手もよくなります。
WordPressの設定は気軽に相談!
今回は、散らばりがちなメニュー情報を整理できる「カテゴリー」の設定方法をご紹介しました。
ですが、ご自身で設定するのは難しいのではないでしょうか。
女性起業家WEB集客サポート・WordPress制作では、WordPressの運用方法についてお伝えしています。
今回ご紹介した、WordPressのカテゴリー設定などのご相談にもお答えしていますので、気軽にお遠い合わせくださいね。
ブログをうまく活用して、あなたのビジネスをより加速させて行きましょう