ハンドメイドの趣味や特技を生かした50代主婦の起業
いつか小さなお店を持ちたいな。
ハンドメイドを始めた頃は、そんな夢を持っていた頃もあったでしょう。
でももう50代。
『年齢が年齢だし…今更…』と諦めている方も多いでしょう。
しかし諦める必要はありません!今、50代以上の方が起業する「シニア起業」の数が徐々に増加しています。
今回は、50代女性の起業や資金集めなどについてご紹介したいと思います。
目次
夢を諦めないで!50代から起業する女性の増加
増加する50代以降の起業
中小企業庁が発表した起業・創業の年齢推移では、以下のようになっています。
- 1979年に起業した50代以降の人は全体の約23%
- 2012年では51%と全体の半分以上
50代から起業している方の増加。
現代では、昔と違い50代・60代でも非常に元気ですよね。まだありあまる体力を仕事に、中でも自分の好きなことに費やそうという考え方が広まってきているようです。
それにあわせて、シニア世代向けの起業セミナーなども増えています。シニア世代でも起業しやすい環境が整っているのが、50代から起業する人の増加の理由と言えるでしょう。
50代ともなれば、考えなければいけないのが老後の生活です。あまり多くはない貯蓄・先の収入面の不安などもあるでしょう。
しかし何もしなければ、その不安は一生涯続きます。
せっかく持っている経験をこのまま埋もれさせてしまうのは、大変もったいないですよね。
50代女性でも起業できます。私が起業したのも、50近かったからです。
50代以降の起業、資金集めはどうしてる?
起業をする上で、もっとも気になるのが資金集めですよね。
万が一失敗したらと思うと貯金になかなか手をつけられない…という方も多いのではないでしょうか。
50代以降の起業に関して必要な資金は250万円未満という声がもっとも多く、次いで1000万円、平均すると605万円程度が必要になるようです。
ただし起業と言っても、業種によっては大きな差がありますね。
飲食店・販売店など、店舗を設けるような起業は大変な資金がかかります。
しかし、自身の経験を生かした自宅でできるサロン・教室などは比較的安価で始められます。
50代からの起業の資金サポート【助成金・支援金制度】
50代以降の起業をサポートする助成金や支援金制度もありますので、利用してみましょう。
- 日本政策金融公庫の「シニア起業家支援資金」:55歳以上の起業のサポート(返済必須)
- 厚生労働省の「生涯現役起業支援助成金」:40~59歳最高150万円・60歳以降最高200万円のサポート(返済不要)
それぞれに規約がありますので、よくチェックしましょう。
本気で起業するつもりなら、国も支援してくれるのですね。
クラウドファンディングの資金集め
クラウドファンディングという言葉を聞いたことはありますか?最近注目を集めている新手の資金集めの方法です。
自分の起業に関する熱意や起業方法・事業内容などをインターネットに公開し、そのアイデアに共感した人・応援したいと思ってくれた人から資金を調達するというもの。
株式のように、事業が成功した場合には何らかの形でお礼をするという方法が一般的。
クラウドファンディングを成功させるには独創的で他にはない斬新なアイデアが必要です。
たとえば、『オーダーメイドのハンドメイドニット』プロジェクトというものがありました。
おばあちゃんたちの作り手としての資産を最大化したい、それが我々の思いです。日本の高齢化は、明確に深刻化しています。
また、「老い」を理由に生きる気力を失くしている人も、増えてきています。私達はそんな世界を変えたい。そんな世界を変え、少しでもおばあちゃんたちの方に生きがいをもってほしい。
出典:CAMPFIRE
このプロジェクトでは、なんと497,000円の資金が集まっています。
クラウドファンディングのサイトはたくさんありますし、50代以降でも利用している方はたくさんいます。
- kibidango(きびだんご)
- CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
- Readyfor(レディーフォー)
- Makuake(マクアケ)
- MotionGallery(モッシーギャラリー)
多くの人が応援したい、この先どうなるのかを見てみたいと思えるようなプランがある場合は、クラウドファンディングを利用して起業資金を集めるのもいいでしょう。
どんな方がどんなアイデアを出しているのか、ぜひチェックしてみましょう。
50代からの起業はやりがい重視!
34歳以下で起業した人の目的は「収入を増やしたかった」「自由に仕事がしたかった」という意見が多くなっています。
一方、35歳以降の起業した人の目的は「自分の経験や知識を活かしたい」「社会の役にたちたい」「年齢や性別に関係なく仕事がしたい」など、収入よりは自分のやりがい・社会とのつながりを求めていることがわかります。
50代のうちは、まだ仕事を続けながら収入も得られますし、ごく普通に社会とのつながりもあります。ただし60代以降、年金生活になると社会との関わりも少しずつ減少していくでしょう。
また、今のままの収入で満足というわけではないはず。
また、自分の好きなことを仕事にできるとやりがいが生まれます。
楽しめる毎日は、心も体も健康的に若々しく過ごすことができそうですよね!
50代からの自宅サロン、ハンドメイド教室の起業
実際に起業した方の中で多いのは医療系・飲食店系・販売店系です。
医療の中でも介護を取り扱う職業なら今後も需要の拡大が見込めます。
飲食店や販売店を経営するのが夢だったという方も多いのではないでしょうか。
しかし、50代になっての新しい分野での起業は現実的には難しいでしょう。
- 刺繍などの手芸
- ビーズやシルバーアクセサリー
- プリザーブドフラワー
- 得意な編み物
- ワイヤークラフト
- クラフトバンド
- ハンドメイドキャンドル
このように今まで趣味として得意な事があれば、50代であっても自身の教室を開いて起業できます。
さらに、自宅でできるハンドメイドサロンやネット販売にかかるのは最小限の資金だけ。
自身が経験したからこそ、アドバイスできます。
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