50代主婦の起業成功例|趣味を仕事に変えた体験談をご紹介
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50代主婦の起業成功例|趣味を仕事に変えた体験談をご紹介
趣味を仕事に変えたいと思っているけれど、本当に実現できるかな??
そう悩む人は少なくありません。
ですが、あなたが思い描く夢を実現できるのはあなたにしかできないことなんですよ。
そこで、実際に胸に抱えていた夢を実現させた女性Aさんの例をご紹介しましょう。
趣味で続けてきた茶道をいつか仕事にしたい
「趣味で続けてきた茶道をいつか仕事にしたい」
そんな思いを内に秘めたAさんとお会いしたのは、昨年夏のことでした。
彼女の経歴はというと、23歳の時に長男を出産、27歳で長女を出産、30歳で二男を出産と、一姫二太郎に恵まれました。
お子様が小学校に上がるくらいから、近所のスーパーでパートを始めましたが、
家事と育児に追われる生活に疲れていたようです。
気分転換に何かしたいと思っていたことと体験教室のチラシが目に入ったこと、
学生の時に少しだけ経験したことがあった・・などの理由から始めたのが、茶道でした。
茶道というと、着物を着てお茶を点てる。
お金もかかるのでは?というイメージだったのが、体験教室に通ってみると、
洋服で通うこともできるし、お茶碗などのお道具は先生のところで借りることができるなど、
とても取り組みやすい習い事だったようです。
月に3度のお教室に通うのが楽しくて、どんどんと茶道の世界にのめり込んでいきました。
そして、40代で師範資格を得たAさん。
せっかく資格まで得たのだから、教える立場につきたい。
茶道の楽しさをいろんな方に広めたいという思いがあったそうです。
趣味を仕事に変える、その一歩を踏み出す勇気
Aさんは、趣味である茶道を教える仕事に就きたいと思ったけれど、これまでそんな経験をしたことがなかった自分にできるかな?
という一抹の不安があったそうです。
そして、旦那様へ相談したところ、
「お前には無理なんじゃないか?」という返事が返ってきたそうです。
確かに、Aさんのご家族が古くから茶道をしていたわけではありませんし、30代から始めた茶道。
それで生計を立てるなんて、旦那様からすると不安以外の何物でもありませんよね。
旦那様の言葉を受けて、Aさんは迷ってしまいます。
「やっぱり私にはできないのかしら」
「茶道は専門職だから、もっと経歴が必要かしら」
「着物もたくさん持っていないといけないかしら」
なんて、本当に悩まれたそうです。
でも、Aさんはそこで諦めませんでした。
自分にとって、一番好きなことは茶道。
師範資格を取るまでこんなにも頑張ってきた。
時間だけでなくお金だって費やしてきた。
それに、何よりこの楽しさを多くの方に広めたい。
彼女は、50代を前にして決断をされました。
タイミングがいいことに、その頃、Aさんのお子様は独立し、一人で生計を立てられるようになっていました。
その分、Aさんが自分に費やせる時間も増えていたんですね。
Aさんが行動する絶好のタイミングだったと言えるわけです。
趣味を仕事に変えるとき、周りに相談することの大切さ
趣味を仕事に変えるとはいえ、茶道と言えばお道具が多く、また、教えるとなると茶室、もしくは和室が最低限必要になります。
そんな資金はAさんにはありませんでした。
また、旦那様から反対されていた手前、貯金を切り崩すということも難しかったそうです。
そこで、Aさんはどうしたのか。
まずは、Aさんが教えてもらっている先生にご相談されたそうです。
先生は、長年の経歴を誇っていらっしゃいますし、なにより、20年にわたりAさんを指導されてきました。
そのため、Aさんの性格なども熟知されています。
相談を受けた先生は、「まず、私の助手から始めてみない?それで、経験を積んでみては?」と、Aさんにご提案されました。
なるほど、助手から始めるなら、詳しい知識がなくても、お道具が十分にそろっていなくても師範資格を活かすことができるのです。
Aさんはすぐに旦那様に事情を伝えたところ、旦那様も賛成してくださったとのこと。
すぐに独り立ちはできないけれど、今は、独立するために経験を積んでいるようです。
趣味を仕事に変えるには、踏み出すことで得る新たな人生
趣味を仕事に変えたいAさんの夢は茶道を広めること、そして師範としての活動をすることでしたが、
一歩を踏み出した現在、とても充実しているようです。
お子様が独立されて以来、寂しい時間を過ごされていたようですが、人生に張り合いが持てるようになって、毎日を楽しく過ごされています。
また、助手として活動することで茶道ならではの習わしを深く学ぶことができ、
お知り合いも増えたそう。
とってもいい人生だと仰っています。
50代からのリスタートは勇気も必要ですが、
行動した結果、Aさんのように新たな喜びが増えてきます。
ぜひ、今抱えている思いがあれば、実現への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
女性特有の苦手意識が邪魔をして成功への妨げになるのはもったいない!!
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